Q1004

Last-modified: Sun, 06 Mar 2016 15:07:59 JST (863d)

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問題

フロッピーディスクの通称Japan2HD形式が、他のフォーマットと大きく異なる点は何か、すべて選べ。①トラック数;②1トラックあたりのセクタ数;③セクタサイズ;④ブートセクタの形式

正解

  1. ◯ Japan2HDは片面あたり77トラックですが、他のフォーマット(2HD 1440KiB・1200KiB、2DD 640KiB・720KiB)では80トラックです。
  2. × Japan2HDは1トラックあたり8セクタですが、2DD 640KiB形式も8セクタですので、「大きく異なる」とは言えません。
  3. ◯ Japan2HDのセクタサイズは1024バイトですが、他のフォーマットはすべてその半分の512バイトです。
  4. × Japan2HDのディスクも一般的なFAT12形式です。

解説

  1. Japan2HDと呼ばれることのある1232KiBフォーマットは、PCよりも大きなコンピュータで使われていた8インチ2Dフロッピーと論理的に互換性のあるフォーマットを意図して設計されました。そのため、8インチフロッピーとの互換性を考えずにIBMが設計した5.25インチフロッピーとは、トラック数のような基本データまで変わってしまいました。
  2. 2DDのフロッピーはAT互換機では720KiBにフォーマットして使うのが一般的ですが、NEC PC-9800シリーズでは640KiBがデフォルトでした。
  3. かつては、AT互換機のMS-DOSは512バイトより大きいセクタサイズを扱うことができませんでした。そのため、MS-DOS時代に頻用されたデバイスドライバ「JAPAN2HD.SYS」では、1024バイトのセクタひとつを512バイトのセクタふたつに偽装してOSに処理させていました。今は各種OSが大きなセクタサイズに対応していますので、フロッピードライブが物理的に1232KiBのフロッピーの読み書きに対応していれば、OSレベルでも問題なく扱うことができます。

基準日

2015.06.13