Q2601 のバックアップ(No.2)


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問題

企業会計で、会社に「のれん(暖簾)代」という負担が発生するのはどんなとき?①規定時刻に店を閉められず、残業代が出るとき;②他の会社を買収したとき;③他の会社に買収されるとき;④従業員が独立開業するとき

正解

解説

正解は②です。

  1. いつまでたっても入口の暖簾をたためないから…ということではありません。普通に人件費・光熱費が発生するだけです。
  2. 買収の際、買収される側の財務状況は、「株価の時価総額 > 帳簿上の純資産額」となっていることが多々あります。買収した会社は時価で株価を買い占めますが、いったん買収が完了すると、買収前の帳簿価格で計算しなくてはいけなくなりません。この差額を暖簾代といい、数年かけて消却することになります。
  3. 買収する側の会社に店の暖簾を引き渡すから…ということではありません。買収される側の会計でいじるべき内容はほとんどありません
  4. 独立開業の際、色々な名目でフランチャイザーがお金を出すことはありますが、一般にはこれらは暖簾代とは呼びません。

出典

基準日

2016.08.08