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* カテゴリー [#saf8b296]
- [[電脳と紙>問題：電脳と紙]]
* 問題 [#rb284f4d]
「Unknown user xxx@docomo.ne.jp (in reply to RCPT TO command)」というエラーメール。原因は？①宛先間違い；②着信拒否；③送信側がルール違反；④これだけでは原因不明
* 正解 [#j9cac169]
①宛先間違い です。
* 解説 [#n9012f1c]
このクイヅはちょっと高度な話題になります。
一般に、インターネットでのメール送信は、メールの差出元アドレスと宛先アドレスとを含んだ「エンベロープ（＝封筒）」と呼ばれる部分の送信と、メール本体（ヘッダとボディ）の送信とでワンセットになっています。
たとえば、メーリングリスト（ML）の記事配布では、ヘッダの From: 欄には投稿者のアドレスが記入されますが、エンベロープの差出人欄には、配送エラーが発生したときにML管理者が把握できるように、MLを提供するサーバのアドレスが書かれています。あるいは、メールの転送をしている場合、エンベロープの宛先欄は転送の時点で転送元から転送先に書きかわりますが、ヘッダの To: や CC: は書きかわりません。また、BCC: で送られた場合には、ヘッダには当該 BCC: 先のアドレスは書かれませんが、エンベロープにはちゃんと書いてあります。
そして、上記の例は[[NTTドコモ:http://www.nttdocomo.co.jp/]]ですが、携帯電話のメールの場合、エンベロープではなく、%%%''着信許可・拒否はヘッダの From: 欄を見て行います''%%%。そのため、着信拒否の場合には、ボディをいったん受信してからエラーを返すようになっていて、この場合にはエラーメールには「in reply to '''DATA''' command」と書かれます。
一方で問題文のケースでは、最初にエンベロープを送信したあと、メール本体の送受信が始まる前にエラーが返ってきています。これは、指定したアドレスが存在しない場合に発生するエラーです。
* 出典 [#c38816f7]
- すいません、どこかのブログで読んだのですが、忘れてしまいました^^
- [[携帯電話宛バウンスの宛先不明とドメイン指定拒否を見分ける>http://libsisimai.org/ja/docs/distinguish-between-the-unknown-and-the-filtered.html]]
* 基準日 [#kc35afe5]
2016.03.18
2017.07.11
